こんにちは、ハッチです。
当ブログでは、美容室や美容師、髪のことについての情報を発信しています。
今日のお題は…
美容師さんからどんな風に見られているのかな?
以上のような美容師側からみた印象に残る人を解説します。
前回の美容師側からみた印象に残る人の改良版になってますのでぜひチェックしてください。
1度来店しただけなのに、またはかなり久しぶりの来店なのに、美容師さんがあなたの事を覚えていると感じた事はないですか?
もちろんすべてのお客様を認識できたらいいのですが、印象に残りにくい人は記憶があやふやになってしまうのが現実です。
過去の経験をふりかえって印象に残る人の特徴をあげていきたいと思います。
印象に残る人の特徴10選【~外見編~】
人の第一印象のほとんどは見た目によるものだと言われています。
美容室においてどんな人が美容師側へ強い印象を残すのかみていきます。
- 服装が派手、個性的
- とびぬけて○○な人
- すっぴんでラフな服装
- 仕事の服装(スーツや作業着)
- 髪型が個性的
- ヘアカラーが個性的
- 髪の毛が絶望的に傷んでいる
- 年齢の割に白髪が多い or 少ない
- 香水強め
- 髪のクセが強い
では詳しく説明します。
服装が派手、個性的
服装はその人自身の個性を表すものなので、派手だったり、人とは違う個性的な服装だと目がいきます。
店内に入ってきたときに目立つのですぐ気づき、自分だけではなく他のスタッフも印象に残っていることが多いです。
街中で歩いていてもそのような服装の人がいるとついつい目がいってしまいますよね?
そのときと同じような感覚です。
服装が個性的な人は髪型にもこだわりがあったりするので気合いがはいります。
とびぬけて○○な人
とびぬけて○○な人とは、綺麗な人、スタイルがいい人、髪の毛が綺麗な人、笑顔がかわいい人は印象に強く残ります。
美容室に限らずそのような人は目を引く思います。
美容師ならではというと髪の毛が綺麗でケアがいき届いている人は思わず二度見したくなるほどです。
笑顔がかわいい人は、美容師のモチベーションがあがります。
そして美容師側の居心地もよくなります。
なので次来店した時も美容師が覚えていることが多いです。
すっぴんでラフな服装
美容室に来るときにオシャレしたり、メイクもしてきている人が多い中、すっぴんで服装もラフだと逆に目がいき印象に残ります。
休日でこの後予定がないとか、ジムに行くなどさまざまです。
着飾らないお客様も逆に好感がもてます。
美容室が苦手で少しかしこまる人も多いなかで、そのような人は髪のケアやメンテナンスだけではなく、リラクゼーションを求めて来られる人も多いのです。
非日常な空間でオフを満喫しているように見えます。
ヘッドスパだったら気持ちよくて寝落ちさせよう!と気合いがはいります。
仕事の服装(スーツや作業着)
仕事着で来られるお客様は限られてくるので、美容師の印象に残ります。
仕事前、仕事の合間、仕事帰りと時間はさまざまです。
休みの日はゆっくりしたいとか、土日は混みあうので平日にすませておきたいと考えるようです。
そのような人は、リラクゼーションというよりも髪のメンテナンスで来られます。
仕事着なので、その人の仕事がざっくり想像できますし会話にもつながります。
あまり長く時間がとれない人が多いのでテキパキと施術ができるように心がけています。
髪型が個性的
髪型が個性的な人は、1度来店しただけで覚えるくらい印象に残ります。
生活スタイルや環境によって髪型が制限される人が多いので、髪型が奇抜だったり、個性的なヘアスタイルは忘れません。
美容師側からすると、そのようなお客様の施術をするのがとても楽しいからです。
量産型の髪型ばかりしていると、個性的な髪型ができる時ワクワクします。
美容師側のテンションもあがりますし、気合いもはいります。
お顔というより、髪型とセットで覚えています。
ヘアカラーが個性的
ヘアカラーが個性的な人は髪型が個性的な人と同じくらい印象に残ります。
最近はインナーカラーをする人も増え、少し奇抜にするのも抵抗がなくなってきているように見えます。
個性的なヘアカラーとは、インナーカラーの例であげるならば緑にしたり紫にしたりと目立つ色です。
そのような人は美容師も色を覚えていたりするので印象に残ります。
後はヘアカラーがハイトーンでブリーチで染めるような人も覚えています。
全体でみると普通のヘアカラーで染める人が圧倒的に多いので、ブリーチをする人のほうが印象に残りやすいです。
髪の毛が絶望的に傷んでいる
髪の毛が絶望的に傷んでいる人は、美容師側がかなり慎重に施術をするので印象に残ります。
施術の内容によってはできないとお断りしたり、トリートメントならば綺麗にしてお帰りして欲しいと思います。
髪がサラサラしっとりまとまると嬉しいですよね?
傷んでいる人には、ケアの仕方やアドバイス、髪についての説明をたくさんしたりするので覚えていると思います。
楽しく雑談というよりも髪の毛に対して一緒にどうしていこうか考え今後のビジョンを立てたりします。
長い目で見て、そのお客様の髪のアドバイザーとして綺麗になっていく過程をみれるので美容師も嬉しいのです。
年齢の割に白髪が多い or 少ない
年齢の割に白髪が多かったり、少ない人は美容師の印象に残ります。
おおよその人が年相応の中で、白髪が多い人は少し伸びるだけで白髪が目立ってきますし、少ない人は、オシャレ染めで対応できたりできます。
白髪が多い人は美容室でカラーの頻度が月2回だったり、伸びてきたところだけカラー(リタッチ)をされます。
白髪の多い・少ないで他の人とアプローチの仕方が変わってくるので美容師側は印象に残るのだと思います。
白髪をしっかり染めたいのか、もしくはぼかす程度でいいのかさまざまです。
香水強め
香水強めの人は印象に残ります。
少し離れていても店内から香るので、担当の美容師だけではなく他のスタッフも記憶に残ると思います。
不快にはならないけれど、香水つけたてであろう香りです。
何時か来店するとこの香りがするってことは○○様が来てる!とまで分かるようになります。
香りでいうなら、デパートの化粧品売り場のような香りがする人も美容師の印象に残ります。
五感のうちの嗅覚で覚えているのだと思います。
髪のクセが強い
髪の毛のクセが強い人は美容師の印象に残ります。
なぜなら、髪のクセが強い人のカットや、縮毛矯正などがかなり気合いと時間がいるからです。
ノーマルな毛質と違ってクセが強い人のカットは難しく、慎重になります。
縮毛矯正の場合はキレイにまっすぐ伸びてない箇所があると、クセが強いと一目瞭然で分かります。
伸ばし方が甘いとそのような失敗になるため、クセが強ければ強い人ほど美容師側のプレッシャーと気合いが注入されます。
終わった後の達成感はとても気持ちのいいものです。
印象に残る人の特徴10選【~行動編~】
外見以外でも印象に残りやすい人がいます。
行動やしぐさ、話し方…などです。
- 挙動不審である
- その土地以外の方言
- タメ口
- 声に特徴がある
- よく遅刻する
- 施術中に美容師の手元をずっと見ている
- 施術中、目を閉じている
- おしゃべりが好き
- 無愛想
- たくさん質問してくる
挙動不審である
挙動不審な人は美容師の印象に残ります。
そわそわしていたり、少し緊張が伝わったりとするので美容師側は居心地がいい空間にするべくお客様の不安をとるために笑顔で接します。
不安な行動は他のスタッフも気づきますので、アシスタントのフォローが入ったり、笑いありの施術にしてなるべく堅苦しくならないように心がけています。
慣れないところだと変に緊張して家に帰るまでに疲れ切ってしまいますよね?
苦痛だと感じてほしくないので、お客様の好きなものや趣味などをうまく聞き出してお客様のテンションが少しでも上がるような話題作りをしています。
お客様がお店に慣れてきたらうれしいので美容師も思わず力が入るのです。
その土地以外の方言
その土地以外の方言の人は美容師の印象に残ります。
まあそうですよね。
会話の中で、普段聞き慣れない方言があると『?!』になり出身地などの話になりその土地の話で盛り上がります。
1度来店されるだけで覚えられる事が多いと思います。
イントネーションも違うので話しただけですぐに分かりますよね。
方言の勉強にもなるので美容師にとっても楽しい時間になります。
タメ口
タメ口の人は美容師の印象に残ります。
自分よりも年上の人からはよくありますが、あきらかに自分よりも年下の人からのタメ口は衝撃が走ります。
悪い意味ではなく親近感がわき、お客様も緊張感がないとみて場の空気が和むことがあります。
あまりそうゆう人はいないので記憶に残ります。
ついつられて慣れ慣れしくならないように気をつけています。
声に特徴がある
声に特徴がある人は美容師の印象に残ります。
顔と声にギャップがあるとか、声が独特で特徴がある人がいます。
そのような人は耳に残りやすく、覚えている事が多いです。
完全に把握すると、予約の電話の声だけで分かる事があります。
名前を聞いたときに、【やっぱり○○様なんだ!】と内心思ってる事もあります。
それだけ声による記憶は残りやすいのだと思います。
よく遅刻する
予約の時間によく遅刻する人は美容師の印象に残ります。
予約時間に遅れてくると、その日のスケジュールがずれてくるので美容師も敏感になっています。
2回ほど続くとまたか…となるので気をつけてくださいね!
あまりいい意味で覚えられるわけではないので避けたいものです。
少しでも遅れそうな場合は事前に連絡すると大丈夫です。
それとは逆で時間よりもいつも早く来すぎる人も印象に残ります。
施術中に美容師の手元をずっと見ている
施術中に美容師の手元をずっと見ている人は美容師の印象に残ります。
鏡越しで作業をする美容師の様子をずっと見ている人がいます。
どんな風にするんだろうと好奇心からだと思いますが、美容師側からすると見られてる圧を感じます。
慣れないうちは変に緊張したりする美容師も多いと思います。
違和感を感じるのでそのような人は美容師の印象に残りやすいです。
特にカラーやパーマを巻いている時に視線を感じます。
施術中、目を閉じている
施術中に目を閉じている人は美容師の印象に残ります。
男性に多い傾向なのですが、施術する時にこんな感じでとカウンセリングが終わると目を閉じている人がいます。
あまり会話をしたくないのでしょうか、目を閉じている人にこちらから一方的に話しかけるのもいけないのでもくもくと作業をします。
施術中に確認をしたい時にお声かけし最低限の会話で成り立っている事が多いです。
美容室が苦手なのか、コミュニケーションが苦手なのか色々な理由が考えられます。
なるべくスピーディーに作業し苦痛にならないように心がけています。
おしゃべりが好き
おしゃべりが好きな人は美容師の印象に残ります。
場の空気が和むので、和気あいあいとした空間になります。
美容師側がリードして会話しなくてもお客様のほうからのレスポンスが早いので助かります。
聞き役にまわり、美容師も居心地の良さを感じるので印象に残りやすいのです。
会話がはずむとそれだけで楽しい時間になりますよね。
無愛想
無愛想な人は美容師の印象に残ります。
美容師側に緊張感が走るので1度の来店だけでも覚えている事があります。
無愛想だけどすごく優しい一面が見えたとか、自分を指名してくれたとか見えたまま判断してはいけないなと思います。
ただ最初の入りが手探りな事が多く気が張ってしまいます。
変に話しかけすぎたり、空気が読めないような会話はしないように気をつけています。
無愛想な人が仕上がりを満足そうにすると不安がふきとび、達成感にみたされます。
たくさん質問してくる
たくさん質問してくる人は美容師の印象に残ります。
髪の毛のケアの仕方やスタイリングの仕方など、本来なら美容師側から話すこともお客様のほうから質問があると熱が入って一生懸命説明します。
興味があるのだと分かると嬉しいですよね。
そうゆう人とは日常会話というよりも髪の毛に対して話している事が多いです。
説明した事を実行してもらえると、また色々教えてお客様のためになれればいいなと思います。
勉強熱心な人は美容師が話している時に目を見開いて一生懸命聞いてるのが分かるのです。
まとめ
印象に残りやすい人は目で見て残る人と、耳や鼻、独特な雰囲気を肌で感じる人とさまざまであります。
なにかしら個性があるほうが記憶に残りやすく、その時していた会話までもよみがえるのです。
美容師はたくさんの人を覚えるために、お客様の特徴や好みを書いたカルテを脳内で作成し、次の来店で引き出す感覚です。
あなたに当てはまる項目はありましたか?
少しでも参考になれれば嬉しいです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
ハッチ。