こんにちは、ハッチです。
当ブログでは、美容室や美容師、髪のことについての情報を発信しています。
今日の悩める人は…
美容室でどんなお客様が敬遠されますか?
自分が当てはまらないか気になります…
以上のような美容室でのお客様についての疑問にお答えします。
まず初めにこのブログでとりあげているダサいお客様とは外見や個人のセンスを非難しているものではないことをご理解のうえお読みください。
美容室に限らず接客業をしているかたには通じるものがあると思います。
色んなお客様がいて面白いと思う反面、ちょっとそれは…となる場面もあるでしょう。
今日は美容師時代にあった、あまり触れたくないタブーな話しも切り込んでしていきます。
興味があるかたはぜひご覧ください。
美容師を辞め、会社員として副業を目指しブログを勉強しています。
こちらの過程も発信していきたいので応援よろしくお願いいたします。
読みたいところだけクリックして飛ばすことができますのでお急ぎのかたもどうぞ!
美容師がやる気が無くなるダサい客とは
美容師のヤル気が無くなるお客様は以下のとおりです。
- 清潔感がない
- 態度がでかい
- 声がでかい
- 全身スウェットまたはハイブランド
- 無理難題を言う
- 毎回遅刻する
- いつも愚痴を言う
では、ひとつずつ詳しくみていきます。
清潔感がない
意外に多いので美容師になってびっくりしました。
- 髪の毛を何日も洗っていない(ギトギト、ベタベタ、フケ等)
- シミつきの服や汚れた靴
- 目ヤニ耳垢が見える
髪の毛を洗えない状況のかたは仕方ないのですが、毎回汚れているかたは高確率で体臭もきつめです。
靴はシャンプー台に横になると丸見えになるので注意してください。
目ヤニがついてるかたは顔を洗ってないのかなと想像できますし、もしかしたら歯磨きも?!と不安になります。
態度がでかい
態度がでかくても他のお客様が不快にならなければ仕方ないのかなと割り切って仕事しますが…。
ただ美容師側はかなり萎縮してしまい、言葉を選んでしまいます。
飲食店や他のお店でもこんな感じだろうなと想像つきます。
お客様は平等な立場であると思いますが、なかにはVIP扱いしてほしいという態度や行動がみえるときは困ります。
どんなにスゴイかたでも1お客様なのです。
声がでかい
もともと地声がとおるかたや、耳が悪いかたはどうしても声が大きくなってしまうので仕方ないと思います。
そうではなくて、意図的に声が大きかったり笑い声が大きいかたは正直空気をよんでもらいたいです。
離れた場所にいても話しが筒抜けになるのは美容師はもちろん、他のお客様に迷惑がかかるからです。
逆に声が小さいかたは、ドライヤーなどの音でかき消されてしまいますのでタイミングをみて話してもらうと問題ありません。
全身スウェットまたはハイブランド
一見、両極端ですがどちらも苦手です。
スウェットの場合、
- せめてジャージにして
- 部屋着かな
- 人に会うのにコンビニ感覚やめてー
と言いたくなる気持ち理解してもらえますか?
スウェットにスリッパは鉄板です。
ハイブランドの場合、汚さないようにかなり神経質になり緊張します。
何事も、ほどほどが一番です。
無理難題を言う
お客様の要望は叶えたいと思うのですが、明らかに現状では難しいことがあります。
- 長さが足りない
- 髪がスカスカで量が足りない
- 傷みすぎてパーマがかからない
などのような場合です。
現状の様子、今できることを丁寧に説明しますがなかなか伝わらずそれでもゴリ押しされると困ります。
結果が目にみえているので、美容師のモチベーションも上がらないのが現実です。
毎回遅刻する
時間を守れない方はサロンワークに支障をきたすので好まれません。
連絡があればいいのですが、それでも毎回のように遅刻されると信用がなくなります。
予約の意味がなくなるからです。
お店がゆっくりしてるといいのですが、忙しいと予約のスケジュール管理が狂ってしまいます。
遅れてくることでお客様自身の待ち時間が発生したりするので注意してください。
遅れそうなときは早めに連絡いれてね!
いつも愚痴を言う
性格なのかいつもなにかの愚痴を言う方は話してて楽しいと思えません。
きっとこのお店のことや、私のこともよそで言ってるんだろうと思ってしまうからです。
共感すると逆にヒートアップしてしまいますので、受け答えには気をつけて接客しています。
なるべく明るい話題提供をして、お客様の気がふれないように気をつけています。
本来であれば施術に集中したいのです。
美容師が出すサイン【体験談】
あまり言いたくないのですが、確かにサインはだしていたと思います。
現役で美容師をしている方すみません。たとえば、
- 適当な返事や相槌
- もくもくと作業
- プライベートな話しは聞かない、自分もしない
- ずっと1対1にならないように忙しくする
などの例です。ではここから私が実際にしたことを詳しくお話しします。
適当な返事や相槌
適当な返事というと誤解をまねきそうですが、あまり話しを広げないようにしています。
『~そうなんですね。』『なるほどですね。』『スゴイですね。』など多用してました。
口では笑っていても目が笑ってないと不自然なので笑顔で話すように気をつけています。
今はこのご時世なのでマスクがあって良かったと思うくらいです。
もくもくと作業
口よりも手を動かしてもくもくと作業をすることがあります。
怖い顔して仕事しないように、笑顔になっているか鏡に映る自分のチェックをしていました。
もくもくと作業をすると鏡越しで私の手元を見るかたが多いので、堂々と魅せる仕事をし不快にさせないよう注意をはらいます。
プライベートな話しは聞かない、自分もしない
あまり深堀りした会話やプライベートな話しはしないようにしてました。
自分が聞かれたら嫌だと思うからです。
無難な話題というとヘアケア・ヘアセットなどの髪の知識についてです。
専門分野なのでたくさん説明できるし、話題に関して気をつかわなくてすむからです。
ずっと1対1にならないように忙しくする
カット中など離れられないときは別として、カラーやパーマの施術の際は1対1の時間が長くならないようにしてました。
たとえば、
- 指示をだしてアシスタントにも施術を任せる・もしくは一緒にする
- アシスタントがいると会話をがんばってくれる
- 放置タイムで別のお客様の施術にすすんではいる
などです。
アシスタントと協力してすることで、施術も早く終わり気持ちを切り替えることができます。
美容師の本音とは
では、美容師がサインをだすときの本音について話します。
- リピートにつなげなくてもいいと割り切る
- お客様は神様だが神客ばかりではない
- 指名しないで欲しいと願う
- 早く終わって解放されたい
以上のように思っています。
悪態がすぎると出禁になりますが、きわどいラインの方がいるのも事実です。
そんな時は次に繋げなくていいやと割り切って仕事をします。
現に、次の来店で自分が担当しなくても他のスタッフが嫌な思いをするからです。
施術が終わってお客様が帰られるとホッとするのと同時に疲れがドッとおそいます。
美容師の建前とは
つづいて、本音と裏腹に建前についてお話しします。
- 笑顔で接客し不快感をあたえないようにする
- 施術は手をぬかない
- お店や商品の説明はしっかりする
- 他のお客様を接客する時態度や接客の違いがでないようにする
本音が悟られないように仕事は全力で挑みます。
ただ気をつけなければいけないのが、他のお客様との接客の差がでないようにすることです。
鏡越しでお客様はお店全体の様子も見ているので、席を離れたからといって安心してはいけません。
他のお客様とは楽しそうにするなんて誰でも気分がよくないですよね?
美容師の落ち度となり、そのお客様に不快な思いをさせることはあってはならないからです。
最悪クレームに繋がりかねませんので最後まで気を緩めることはできません。
このお客様要注意!と思われないために知ってほしいこと
それは、最低限のマナーは守ることです。
- 時間
- 清潔
- 声の音量や態度
など他のお客様に迷惑がかからないよう来店されると問題ありません。
美容室に限らず、人としてのマナーやルールなど当たり前のことを当たり前にできるかです。
みんなで長く利用できるために普通のことだと思います。
美容師が神客に対して思うこと
美容師が思う神客の定義はコチラを参考にしてください。
神客とよばれるかたには美容師のモチベーションが上がりますし、お店の雰囲気も明るくなります。
そんなお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
もっと喜んでもらえるようにと向上心も高くなり、末永くお付き合いしたいと思っています。
まとめ
美容師をしていろんなタイプのお客様をみてきました。
一見こわそうだけど話してみると気さくな方だったり面白いエピソードを話してくれたり…
今日例であげた方が悪い方達ではないのも知っています。
ただ、時と場所、状況をよんでくれるといいのになと思います。
周囲にも気をつかえる人間力が私を始め、みんなで培っていかなくてはならないと痛感しました。
美容室でキレイになって自身のモチベーションをあげていきましょう!
みなさまの美容室ライフがより良いものになることを願ってます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また次回に。
ハッチ。